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さっそく掲示板のネタいただきました〜。(笑)そう、古くからのお客さんから時々言われます。
特に 「原因はこれだ!」ってのは決められないんないんでしょうが、考えられることをいくつか。
まずは肥料の与え過ぎという説。
トマトやバラの花など他の植物に人工的に肥料をあたえるとみかけは大きく色も美しくなるかわりに、
香りが薄くなるという話がありまして、これが、お茶にもあてはまるんじゃないかというんです。
人間でいうところの肥満の状態でしょうか?
必要な養分を土中からどんどん吸収できるということは根をどーんと張る必要はないし、光合成など
自分でしなくても間に合っちゃう。植物も手を抜いてるというか、楽な方へ楽な方へと向かうのはどの
世界でもあまり歓迎されることではないんでしょうね。
それから、お茶の葉に熱を加えすぎるという説。
畑からお茶の葉を摘んで来て加工するのにまず最初にすることは「蒸す」 ( *注)という工程です。
それから熱を加えながら揉んで乾かしていくんですが、現在関東地方を中心に市場に出回っているお茶は
「深むし茶」と呼ばれる製法が主流で、昔のお茶よりも2〜3倍長く蒸します。渋みが抑えられ、味が濃く
なる反面、香りはどうしても犠牲になってしまいます。お茶の香りは本来葉っぱが持つ青臭みなどの揮発性
の香りなんですが、長く蒸すとそれが飛んでいってしまうんですね。
機械も大型化しておりコンピューターで管理されています。これがけっこうくせもので大きな機械はある
程度の量を一度に加工していく必要があり、前回の項でお話したとおり、同じ地方でもいくつかの畑の葉が
投入されれば毎回違う製品に仕上がるはずで、それに応じた蒸し時間や乾燥する温度があるわけですし、昔
からの経験で調節するというよりも多くの加工場は工業化という効率がどうも優先されているように思えて
ならないんですよね...
長く蒸して、機械まかせの温度もやや上がりぎみ。こんなところも影響があるのではないでしょうか?
もちろん昔通りの蒸し時間で作っているお茶もちゃんとあります。お茶袋の表示 が「名称 煎茶」と書いて
あれば基本的には普通蒸し、「名称 深むし茶」とあれば蒸しの時間をかけたお茶です。
( *注)
お茶の葉は摘んで来てそのまま置いておくと葉についている酸化酵素で発酵していきます。これに火を入れ
て発酵を止め、いわゆる日本の緑茶に加工します。
この工程を時間をおいて半分ぐらい発酵させるとウーロン茶、完全に発酵させたものが紅茶になります。
一部地域では蒸さずに、熱した釜で炒る方法もあります。これも原理は同じです。
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